ハスター/Hastur
■名状しがたきもの■
・黄衣の王
・名づけざられしもの
・邪悪の皇太子
・羊飼いの神分類/ 旧支配者
別名/ハストゥール、ハストゥルなど
属性/ 風
出典/“”Haïta the Shepherd””【羊飼いハイタ】-アンブローズ・ビアス
・名づけざられしもの
・邪悪の皇太子
・羊飼いの神分類/ 旧支配者
別名/ハストゥール、ハストゥルなど
属性/ 風
出典/“”Haïta the Shepherd””【羊飼いハイタ】-アンブローズ・ビアス
~風を司る旧支配者~
元は羊飼いの神であり、現在はおうし座のアルデバラン近くの暗い恒星に幽閉されているといわれる。古代都市カルコサにあるハリ湖に棲んでいるという説もあり、地球から見てアルデバランが中天にあるときのみハスターを喚び出すことができる。
姿はタコのようなものや、触手に覆われた巨大な二本足のトカゲ、あるいは目に見えない精神体などと言われ、他にも“黄衣の王”、“エメラルド・ラマ”など様々な形態をとって現れる。
また、ハスターの信者は“黄の印”というものを持ち、これを身につけると邪念に襲われ狂ってしまうとされる。
兄弟のクトゥルフと敵対しており、状況によっては人間に手を貸すこともある。
“Let the red dawn surmise What we shall do, When this blue starlight dies And all is through.”
燃える暁に想わしめよ 我等なにをなすべきか、
この蒼き星影の滅びて 全てを見遥かしうる時に
――Robert W. Chambers, The King in Yellow and Other Horror Stories “The Yellow Sign”
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※項目は物語・設定をわかりやすく抜粋したものです。諸説あります。
※参考、引用//ラヴクラフト全集(創元推理文庫)、Encyclopedia・Cthulhu(新紀元社)、暗黒神話大系シリーズ、新編 真ク・リトル・リトル神話大系、The H.P. Lovecraft Archive、The H.P. Lovecraft Wiki 等